Stemファイルはオープン・フォーマットなので、誰もが作り、演奏し、流通させることができます。もしあなたが音楽を作ったり、他のアーティストをプロデュースしているのであれば、Stemはあなたの作品の存在を目立たせることができる新しい方法になります。 作品をStemsフォーマットでリリースすれば、DJネットワークを通した確実なプロモーションとなります。
Stemsはライブ演奏を行う際にも活躍します。DJプレイとスタジオセッション両方のクリエイティブな可能性を残しつつ、自身のトラックをライブ演奏することができます。 プロデューサーやDJプロデューサーがStemsを作成するには、Stemクリエーターという名前のスタンドアローン・アプリを使うことができます。
Stemクリエーターを使えばStemファイルを簡単に作ることができます。Stem クリエーターにはDJやプロデューサーに向けた実用的なクイックスタートガイドが付属します。今すぐベータ版をダウンロードして、Stemsを作りましょう。
Stemファイルを作るには、まずトラックを４つのパートに分け、Stemファイルとして個々に操作したいパートを選びます。 各パートをDAWのステレオマスターからエクスポートし、エクスポートしたオーディオファイルをStemクリエーターにインポートします。 ダイナミクスを設定し、クリエーター・ツールが4つのファイルをまとめ終えると、Stemファイルの再生準備が整います。クイック・チュートリアル・ビデオを見て、操作方法を覚えましょう。
作ったトラックをご自身でマスタリングする場合でも、マスタリングスタジオに依頼する場合でも、Stem CreatorでStemsトラックを完成させる前に、いくつか注意すべき点があります。このビデオでは、ロンドンのWired Mastersの著名なマスタリングエンジニアKevin Graingerと彼のチームが、Stemsのミックスダウンとマスタリング作業について解説します。
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Stemファイルはmp4フォーマットのコンテナを使っており、４つのステムがひとつのファイルの中に収まっています。 拡張子には.stem.mp4 が使われ、mp3ファイルと同じようにひとつのファイルとして扱われることになります。 通常のマスタートラック・バージョンもファイルのなかに収録され、iTunesのようなmp4をサポートするオーディオプレイヤーであればステレオで再生することができます。 各ステムを再生するには、対応のソフトウェアやハードウェアが必要になります。
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